年々と夏の季節になると暑くなってきますよね (汗) 使うと涼しくなるガラスペンをご存じでしょうか。
今回は涼しげな音を出してくれ、尚且つ食欲が湧いてくるという不思議なペンをご紹介します♪
もしもガラスペン好き、ガラスペンを使って夏を涼しく過ごしたいという方必見です!
ガラスペン金平糖
値段:17,600円(税込)
こちらのガラスペンはTOMAI fine lampwork(通称トマイ)というガラス作家さんです。
1984年から作品を生み出し続けているところまでは分かるのですが、誰?どこで?が全く未知なんです…
「自らはアーティスト(芸術家)ではなくクラフツマン(職人)」「作品が主役、作り手は裏方」という信条を守るべく、名前や経歴を伏せて活動しております。
もう一度自分たちの作りたいものを作る!ということでガラスペンの製作に2022年~着手したようです。職人のこだわりを節々に感じますね・・・
このガラスペンは小樽にある大正硝子 宇宙(そら)さんで見つけました♪
ガラスペンは繊細なので北海道から飛行機で家まで持って帰る時は心配でしたが大丈夫でした!
私は紫色の金平糖を買いましたが、青色も販売しておりました。
実際に試してみた
金平糖の実物と比較するといかがでしょうか?色は違えど完成度は高いですよね。
凹凸はおおむね十数個から30個程度あるようで、金平糖風のガラスも15個程度ありました♪
金平糖って実は繊細で回転させながら徐々に形成していくまでに2週間程度もかかるんです。
そんなポルトガルから伝わってきた伝統ある南蛮菓子をガラスペンでも味わうことが出来る幸せ…
それでは実際に使って、使用感を確かめてみたいと思います♪
ウィンザー&ニュートンのインクとクレールフォンテーヌ(滑らか)の紙を使って書いていきます。
まずは持ち手の部分ですが、ぽっちゃりしているのがトマイさんの特徴です!
通常のガラスペンだと持ち手の直径が1cm~1.5cmくらいですが
このガラスペンはなんと丸みの部分が直径3cmもあります!ぽっちゃりで可愛いです♪
そして私の場合、サイズ感がめちゃくちゃフィットします!
このペンの大きな特徴の一つですが、振ってみると・・・
からからから~と金平糖風のガラス同士がぶつかる綺麗な音が鳴ります♪
さわやかな涼を呼んでくれる風鈴のように、夏に使うことで体感温度を下げてくれます!
余談ですが、風鈴の音を聞き始めてから実際に体温が2~3℃下がったという実験があったそうです。
風鈴の音を聞くことで脳が風が吹いている=涼しいと解釈し、体温を下げろと命令するようです。
風鈴のようなガラス同士がぶつかる音を聞くと涼しくなるのは脳が錯覚を起こしているからだったんですね・・・!
実際に書いてみるとこんな感じです♪
文字サイズとしては中字くらいなので力強く文字を書くことが出来ます。
青色の文字が尚更、涼を感じさせてくれますね。
殴り書きですが、一度にこのくらいの文量を書くことが出来ます!
途中向きは変える必要はありますが、150文字程度は書くことができました♪
ガラスペンという特性上、文字数に個体差があるので実際にお店で確かめてみるのが良さそうです。
色々試してみましたが、書ける文量・持ち手の太さ、金平糖の形、音の鳴り方は全然違かったです。
特に気にしないよという方はオンラインで販売しているのでそのまま購入しても良きです。
最後のお楽しみですが、水に浸けた時の波形も楽しめるのがガラスペンの良いところ。
使い終わったら、ペン先を水に浸して先端は当てないようにインクを落とします。
その後、ティッシュでペン先の溝にインクが残らないようにふき取ればOK!
お手入れ中がペン先が一番割れやすい瞬間ではあるので丁寧にアフターケアしてあげましょう。
最後に
トマイさんのデザインはどれも素敵で、惚れ惚れ眺めてしまいます・・・
ガラスペン職人さんの精巧さが際立った素敵なペンで見る人を虜にしてしまいます♪
他にも羽が入ったフェザーガラスペンや金平糖が入ったガラスペン、また昭和レトロシリーズでクリームソーダ、レモネード、コーヒーフロート等たくさんあります!
シェルのペンレスト付きのビーチをモチーフにしたガラスペンも素敵でした。
この一番左のガラスペンですね!そらさんの店舗で見つけたものになります。
砂と一緒にガラスでできた亀や浮き輪、貝等が入っており夏を感じることが出来ます♪
ガラスペンを使う時間と心の余裕って比例してきますよね。あえてガラスペンを使うという選択して向き合う時間を作ってみてください!