日本の伝統色でオリジナルインクのペンを作るとどうなる?

日本の伝統色って聞いたことありますか?

四季が美しい日本ではその自然の美しさを讃えて
詩歌や着物、絵画の中で様々な”色”として表現してきました。

桜色、瑠璃色、萌黄色、どれもパッと自然の木々や情景が浮かんできますよね。

伝統色の種類を挙げたらキリがないですがなんとその数、1100もあるのだそう。

私はほんの一部しか名称は知らないですが、伝統色の独特のカラーパレットは
一目ですぐ分かりますし、日本の繊細な色彩美は眺めているだけでこころをとても豊かにしてくれますよね。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんな美しい伝統色をかけ合わせて
自分だけの色に調合できるのが今回ご紹介する「日本の色見本帖 調合ペンセット」です!

文具女子博2021の限定商品なので、巷ですぐに手に入る訳ではないのですが
ぜひ記事を見てこんな商品もあるんだ!と楽しんでくださいね。

日本の色見本帖 調合ペンセット 密か心の色

価格:1,320円(税込)
発売元:株式会社カミオジャパン

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-セット内容-

【ペン本体】4セット入り
・本体軸、キャップ、尾栓、ペン先、インク芯
【インクボトル】
・インクボトル×3個
・調色ボトル×1個

通常販売の定番商品「色見本帖シリーズシール」の人気色を集めた調合ペンセットになります。

多種多少な文房具の中で、このカラフルなインクと真っ白なペンのセットは
目立つ形をしており見つけた瞬間とてもワクワクしました!

最近、オリジナルでインクを調合できるセットやイベントが増えてきましたが
日本の伝統色の組み合わせは、普段出会えないのでどんな色になるのか楽しみです。

ちなみにラインナップはピンク系とブルー系の2種類となっており
今回購入したピンク系「密か心の色」では「淡紅色」、「珊瑚色」、「み空色」がセットに、
もう片方のブルー系「清明の色」では「勿忘草色」「天色」「萌黄色」がセットになっています。

これらのセット色をそのままペンにするもよし、色同士を調合するもよし、ご自由に楽しめます。

今回は折角なので色々調合してみました!

実際に調合してみた

まずはセットを開封し、作業できる状態を整えます。写真手前の竹串は試し書きやインクを混ぜるのに用意しましょう。
(爪楊枝でもOKです!)

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また写真には載っていないのですが、試し書き用の紙とインクを拭くティッシュも要準備です!

それでは早速インクを調合していきましょう。

まずは作りたい色をイメージします。今回はくすんだ紫系の色を作りたかったので淡紅色と瑠璃色を合わせていきます。

最終的に20滴で1本のペンが出来上がるのですが、混ぜる比率をあわせて最初は少量で色を作っていきましょう。

それでは空の調色ボトルに淡紅色を一滴…。

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み空色を1滴…。

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赤系×青系だと、圧倒的に青が勝ちますね。

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もう少し赤みの強い紫にしたいので淡紅色や珊瑚色を足していき、竹串で試し書きをします。

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今回は竹串を使いましたが、ガラスペンをお持ちの方はそちらを使用したほうが
試し書きはしやすそうです!

このように色を足しながら好みの色に近づけていきます。

また、色をつくる時は比率を忘れないようにメモを取ると良いでしょう!

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ある程度色が決まったら比率にあわせてインクを足していきます。

こうして調合ができたらインク芯にインクを吸わせていきます。

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インク芯を漬けるとぐんぐんと吸い込んでいきます。
大体インク芯の8割位が目安です。(吸いすぎてしまうとインク漏れしてしまうので注意!)

しっかり吸い込んだらインクの付いている面を本体軸に装着し、尾栓をカチっと音がなるまで
ペン尻に押し込みます。

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ペンを水平に2分ほど置きペン先にインクがにじみ出てきたら完成!

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早速紙に書いていきます!この瞬間が一番心躍りますよね。

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紫だけど、強すぎることなく絶妙な風合いを醸し出しています!伝統色でいうところの

梅紫といったところでしょうか。

■梅紫

鈍い赤紫色のことで紅藤べにふじをさらに紅色がからせた色合いです。
ちなみに、色名の「梅」とは紅梅こうばいの紅色を指します。
この色名は江戸時代の染色書に見当たらないことから、
江戸末期から明治時代に派生した比較的新しいものではないでしょうか。

引用元:https://irocore.com/umemurasaki/

1回ペンを作れば、要領はすぐにつかめるのでさらに3色作りました!

ちなみに、調合ボトルに残ったインクは竹串にティッシュを巻きつけて拭けば
次のインクを新しく垂らしても問題ないです。

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そして、4 本のオリジナルペンが完成!

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伝統色にあてはめてみると上から

梅重色
み空色
梅藤色
山鳩色

が完成しました!偶然にも梅系の色が2色も出来上がりましたが(笑)


ちなみに、み空色は元々のインク色をそのままペンにしましたが、
まさに夏の澄んだ空のような色でとても爽やかで美しいですね。

まとめ
普段、色を調合する機会が中々ないので思い通りの色は作るのが難しいなと感じた一方で、
予想外の色を生み出す楽しさも感じました!
 個人的に結構インクづくりは好きなのでまた同じような調合セットがあったら
試してレビューしますね。

投稿者: Fumi

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